日本遺産「灯り舞う半島~熱狂のキリコ祭り~」の一つである「石崎奉燈祭」ですが、いまだ新型コロナウイルス収束の見通しが立っていない中、8月7日(土)に予定されておりました奉燈の巡行は、残念ながら中止となりました。昨年度に引き続き神事のみ8月7日(土)に執り行います。
新型コロナウイルスが1日でも早く収束し、来年こそは「石崎奉燈祭」が盛大に開催できることを、心より願っています。
石崎奉燈祭とは
「石崎奉燈祭」は毎年8月の第1土曜日に石崎八幡神社で行われる納涼祭です。この祭りは高さ12~13m、重さ2tの「奉燈」を威勢の良い掛け声とともに約100人の若衆が担ぎ、家々の軒先をかすめるように進みます。
前夜祭で西3区の「奉燈」が担がれ、本祭では東1区~東4区、西1区~西2区の6基の「奉燈」が漁師町の狭い路地を練り歩きます。
誇りと意地がかかった乱舞競演
夕刻には神輿のお涼み場所である「堂前広場」で大漁祈願祭が執り行われます。その前後で各町の「奉燈」の乱舞競演が行われます。灯りの灯った6基の「奉燈」が勢揃いし、祭りはどんどん熱を帯びていきます。
お囃子に合わせて「サッカサイト サッカサッサイト サッカサイト サッカサッサイト ソラ ヨイヤサカサー 」と威勢の良い掛け声で「堂前広場」を乱舞するさまは見る者を魅了します。
そして、クライマックスの乱舞競演では、担ぎ手、観客の興奮は最高潮に達します。