毎年7月第2土曜日に開催されている、日本遺産「灯り舞う半島~熱狂のキリコ祭り~」の一つである「七尾祇園祭」ですが、奉燈の運行は中止となりました。
7月9日(土)に神事のみ執り行います。
奉燈の運行は3年連続の中止となってしまいましたが、来年こそは「七尾祇園祭」が盛大に開催できることを、心より願っています。
七尾祇園祭とは
大地主神社(おおとこぬしじんじゃ)の夏祭りである「七尾祇園祭」は、「東のお涼み」とも言われ、疫病厄除けを願う祇園信仰が盛んだった平安時代、京都祇園を能登に勧請し七尾祇園会を行ったことがこの祭りの起源であると伝えられています。
11基の奉燈には笛、鉦、太鼓の囃子衆が乗り込み、50人余りの若衆が担ぎ出します。
夕方、町内を巡行した奉燈は、湊町の仮宮に集結し、その後、11基の奉燈が列となって大地主神社へ移動し、勢ぞろいした奉燈は社殿内でところ狭しと乱舞します。
くじで最後になった町が七尾の伝統舞踊である「七尾まだら」を披露して祭りを締めくくります。